Excelファイル生成フレームワーク ARK X TRAiN 事例のご紹介
事例
1.自治体生活保護システム現行システムでは、COBOLのバッチ処理が出力するCSVファイルを、Excelマクロで複数のシートに
展開していましたが、データ量が増えると1ブックあたり5分以上の時間がかかっていました。
ARK X TRAiNを利用して、データベースの内容を直接Excelファイルにロードするツールを開発し、
全てのマクロを廃止してCSV作成処理も省けたことにより、処理時間を1ブックあたり数秒に短縮
することができました。
ツールは、テキストファイルにデータ抽出元を定義するだけで、テンプレートの任意の位置にSQLや
CSVの内容をロードできる仕様といたしました。
2.クラウドサービスExcelダウンロード機能
現行システムでは、検索結果をCSV形式でダウンロードする機能でしたが、Excelが「1-1」などの
番地文字列を、「1月1日」と認識するため、データ内容が不正になる不都合がありました。
セルの書式定義を既存のCSVファイル末尾に追加してARK X TRAiNでブックに変換することで、
最低限の改修でExcelダウンロード機能を実現することができました。
3.パッケージソフトExcel出力機能
従来、パッケージソフトにExcel出力機能を追加する場合、Excel(Office)がインストールされている
環境が前提条件になっていました。Officeライセンスは高額であり、閲覧や印刷のみであれば
フリーソフトで対応できるため、全てのパソコンにOfficeをインストールしていない組織もあります。
ARK X TRAiNを利用することで、どの様な環境でもExcelファイル出力機能を動作させることが
可能となりました。