ARK Office ZEBRA



ARK Office ZEBRAは、Microsoft Officeファイル中の文字や図形、画像などを
マスク状態に変換することのできるソフトウェアです。
対象ファイルを特化することで、権限に応じた閲覧レベルの制御を実現しました。



クラウド時代の昨今でも、ビジネス文書の暗号化は普及しているとは言えず、 ファイル取り扱い規程による対策を実施している企業でも、添付ファイルにパスワードを付与する 程度の運用が現実ではないでしょうか。

普及していない原因の一つに、パスワード入力の手間や管理が挙げられます。
パスワードを紛失した際の時間のロスや、パスワードの使い回しは誰もが一度は 経験したことがあるのではないでしょうか。

さらに、高度な暗号化であればあるほど、過去文書を検索できなくなる、 上長も内容を監査できなくなるなど課題は尽きません。
しかしクラウドが普及するに伴い、暗号化を避けて通ることはできません。
たとえ個人情報ではなくとも、会社名や製品名の入った見積もり書や設計書、手順書などが ネットワーク上に流出した際のダメージは計り知れません。

ARK Office ZEBRAは、暗号化対象をビジネス社会で事実上の標準フォーマットとなってる、 Microsoft Office文書に特化することにより、文書のファイル種別を変えずに内容を秘匿することを実現しました。
Word、Excel、PowePoint文書中の、テキスト、図形、画像をマスクし、オリジナルデータは 暗号化を行って元の文書に埋め込みます。
これにより、権限がなくとも文書を開くことはできますが、当事者以外には情報としての 価値がない状態で保管や送付を行うことができます。

関係先に配布する閲覧用の文書や、オフショア拠点へ展開する設計書や手順書などの暗号化に最適です。


(画像クリックで拡大)



サンプル実行例
復号権限のない環境では、以下の様に文字列と図形がマスク表示状態となります。
(画像クリックで拡大)


動作環境


OS:Windows,UNIX,Linux, Android(予定)

ARK Office ZEBRAはクライアントPC用以外に、サーバサイドでご利用いただける コマンドライン版がございます。
コマンドライン版はUNIX,Linux環境用もご用意しておりますので、 ファイルサーバ側での暗号化にご利用いただけます。

(一部機能は開発中です)


技術情報


■対応Officeバージョンは、2007以上の標準形式
(拡張子 *.xlsx *.docx *.pptx などのOffice Open XML 規格対応ファイル)

■暗号化方式は、128ビットAES、128ビットCamelliaに対応。

■テキストはマスクレベルの指定が可能。

■図形はDRAW系、IMAGE系それぞれマスク有無を指定可能。

■復号権限の認証はパスワード、PC固有情報、特定ファイルの内容などを組み合わせで行うことが可能。



問い合わせ


お電話またはinfo@arktran.comまでお問い合わせください。
注文書を送付させていただきますので内容を確認いただき、
FAXまたはPDF形式のファイルをメールに添付いただいてご注文をお願いします。


page top

メインメニュー

サブメニュー